猫との暮らし

【猫の糖尿病】freestyleリブレ2(持続血糖測定器)を外して2週間が経ちました

こんにちは、mimuです。

6月に入って一気に気温があがりました。

朝はまだ空気がひんやりしているので

窓辺に集まって日向ぼっこを愉しむ2匹です(#^^#)

今日は近況報告です。

みぃちゃんの糖尿病治療がはじまって約1カ月半が経過しました。

背中に付けた装置を外してからちょうど2週間が経過したので、一旦今の状況を記録しておこうと思います。

調べれば調べるほど「そう簡単にはいかないんだなぁ」と落ち込み、悩みながら治療と向き合う毎日です。

難しい|インスリン注射と血糖値コントロール

前回は病院での診察内容と、freestyleリブレ2という血糖値を測定する装置を付けて帰宅するまでの1日をまとめました。

インスリン注射やこの装置については詳しくまとめたものを投稿する予定なので、ここでは簡単に説明します。

現在は朝晩の1日2回、毎日インスリンを注射しています。

インスリン治療において一番気をつけるべきは「低血糖」だとされていて、打つインスリンの量については獣医師の指示のもと慎重に行われます。

ただ、猫の血糖値コントロールは

・ストレスや興奮によって変動しやすい
・インスリンの作用時間が短い
・肥満が原因の場合は注射をしても効きにくい

などの理由で、人間や犬よりも難しいと言われています。

血糖値の測定にとても便利なのがリブレという丸い装置で、これには針が付いていて、背中に刺さったままの状態なんですね。

この装置が1分ごとに自動的にグルコース値を計測してくれるので、就寝中や留守中の血糖値の変化をグラフで見ることができます。

ただこの装置は、血液中のグルコース値ではなく細胞と細胞の間にある「間質液中のグルコース値」を測っているので、若干の誤差が生じます。(少し高めに表示される)

特に、食後や運動後などの血糖値が大きく変動する場面で誤差が大きく出るとも言われていて、あくまでも「血糖値を推測」するものだということです。

とはいえ、一度背中に装着してしまえば「2週間ずっと」計測してくれるので、採血して血糖値を調べるよりもはるかに簡単で、猫にとっても負担が少なくてすみます。

病院では590㎎/dlという高値でしたが、自宅では200台~400台を変動していました。

ただ、同じような曲線が描ける日はほとんどなく、思うように下がらず一日中300台の時もよくありました。

よたよたと歩き、すぐに横たわるみぃちゃんの姿に「これが正解なの?」と焦り、治療の難しさを思い知らされる日々。

控えめに言って禿げそうです(>_<)

インスリン治療がはじまって「良くなった!」という変化は正直まだ感じません。

いまだに多飲多尿が続いているからです。

一生涯続く治療なので、たった1ヵ月やそこらで良くなるものではないのかもしれませんが、結構メンタルにきます。

リブレを外した理由「ストレスからの解放」

いろいろあって計3回背中にリブレを装着しましたが

3個目のリブレを使用している時に「いつまでこの装置を付ける必要があるのか」と、悩むようになりました。

リブレは簡単に血糖値の変動が見れるのですごく便利なのですが、気になりすぎてストレスになっていたのも事実です。

そして、装置を付けられている当の本人のストレスは、飼い主のそれなんかよりはるかに大きくて・・・

常に背中の異物を気にして、外したいのに外せないことで、代わりに太ももを血が滲むほど噛んで毛づくろいすることが数回ありました。

2週間がたってリブレを取り換えに病院へ行ったとき、獣医師から「また付けますか?」と聞かれ

外してもいいなら外したい、でも低血糖が心配で外す事が凄く怖い、と話しました。

血が出るまで毛づくろいすることや、こうしたストレスが血糖値が安定しない原因になっているのかも、という不安も話しました。

他の人はどうしてますか?と尋ねると、リブレの装着に関しては飼い主さんの性格によって様々だという話をされました。

血糖値を測ってからじゃないとインスリンを打ちたくないという人はずっと付けているし

逆にリブレの数値がストレスに感じる飼い主さんもいて、そういう人は外している、とのことでした。

今の状態なら低血糖の心配はおそらくないから、外したいなら外してもいいよ、と言われ、みぃちゃんのストレスを解消するために一旦外す事に決めました。

「やっと解放されて良かったね~」とリブレを外しながらみぃちゃんに話しかける先生は、この決断を喜んでくれているようでした。

そんな先生の笑顔に少しホッとしました(笑)

見えない血糖値|不安と覚悟

リブレを外したらみぃちゃんの表情がすごく明るくなりました。

それだけでも元気になったように見えて、やっぱり相当なストレスだったのだろうと思いました。

血糖値に振り回されて一喜一憂していた飼い主は、今度は真逆の「血糖値が見えない不安」と闘っています。

これはこれでストレスになるのはわかっていたことでしたが、血糖値が落ち着いてからでいいや、と考えるようにしています。

今は多飲多尿の症状が無くなる事が一番の望み

体重をキープするように言われているので、頻繁に体重をチェックしながら、次の診察までの2週間を無事に乗り越えたいと思います。

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mimu

はじめまして、mimuです。
2013年5月2日に2匹を迎え、はや10年が過ぎました。
猫のこと、その他もろもろの雑記ブログをよろしくお願いします。

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