猫との暮らし

【獣医師と飼い主】信頼関係の構築に必要なスキルとは

こんにちは、mimuです。

また水が溜まってきたようです

愛猫が糖尿病になり通院・入院を経験する中で、ここ最近わかってきたことがあります。

動物病院を選ぶ際、みなさんは何を重要視しますか?

通いやすさ?
獣医師の人柄?
ネットの口コミ?

選ぶ時のポイントはいくつかあるけれど

もっとも重要なのは「獣医師との信頼関係の構築」でした!

良い病院、良い獣医師に出会えたとしても、そこで終わりではありません・・・

今回は、「獣医師との信頼関係を構築するために必要なスキル」についてまとめていますので

病院選びや獣医師との関係にお悩みの方はぜひ参考にしてください(^^)/

【重要】獣医師との円滑なコミュニケーション

信頼関係の構築とは「相手との間に、お互いを理解し、尊重し、安心して協力できる関係を築くこと」だそう。

職場でも家庭でも、人と人とが接するときに大切にしたいことは「相手との信頼関係」であり

相手との関係が良好であればあるほど、誤解やトラブルのない充実した日々が過ごせるものですよね。

この信頼関係を築くための土台が「円滑なコミュニケーション」だということです。

調べてみると、獣医師が治療をする上で大切にしているのも「飼い主とのコミュニケーション」なんですって。

円滑なコミュニケーションというのは双方の思いやりがあって成立するので

獣医師だけではなく飼い主側の努力も必要だということを知っておきましょう(^^)/

獣医師と飼い主の関係性とは

近年動物病院でも、特に治療が長きにわたる慢性疾患において、セカンドオピニオンを希望される飼い主さんが多いそうです。

飼い主側からしてみれば、1人の獣医師の診断や治療方針だけで決めるのではなく、複数の獣医師に診てもらい、より多くの意見を聞きたいと思うのはごく自然な事かと思います。

「セカンドオピニオン」というのが世の中に浸透している証ではないでしょうか。

ただその中には、獣医師への不信感がつのったあげく「転院」を考える飼い主さんも多く含まれているようです。

獣医師の中には高圧的な態度をとる人がいます。

こんな人に大切な家族の命を預けることなんてできませんから、今すぐにでも転院すべきだとは思いますが(個人的見解)

不信感を抱く原因が「飼い主側のコミュニケーション不足」であった場合、転院した先でも同じような結果になるかもしれません。

獣医師と飼い主の関係は
手を取り合って患者(ペット)の健康管理を行うパートナー」であり

獣医師が偉いわけではなく
お金を払う飼い主側が偉いわけでもなく

対等の立場で協力しあえる関係性が最良だという事です。

この関係の中で少しづつ積みあがっていくのが信頼であり、一朝一夕でできあがるようなものではありません。

なので「かかりつけ医を持ちましょう」とよくいうけれど、単純に「いつも診てくれる獣医さんを探す」というよりかは

「いざというときの為に獣医師との信頼関係を積み上げておく」事が大切なのだと感じています。

必要なのはコミュニケーション能力

円滑なコミュニケーションを実現するために必要なのが「コミュニケーション能力」です。

コミュニケーション能力とは「人と意思疎通するための力」であり、「外交的=コミュ力が高い」という意味合いとはすこし違うようですよ。

コミュニケーションの基本要素

・伝える力
・聞く力
・質問する力
・読み解く力

自分はどの要素が足りないだろうか?と考えたときに

・伝える力
・質問する力


だという事がわかりました。

もっと細かく分析していくと

・伝えたいことを要領よく話せない
・緊張してパニックになる
・聞かれたことにすぐ返答できない
・話の内容を理解するのに時間がかかる
・聞きたい事が聞けない


など、たくさん出てきます・・・(-_-;)

そのため診察の前には頭の中を整理するためにメモを用意したりもするのですが、いざ診察室へ入り獣医師と対面すると緊張してしまうんです。

すごく気さくな獣医さんなんだけど・・・

コミュニケーション能力が低いからと諦める必要はありません。回数を重ねるほどに少しづつ向上していくそうですよ。

弱い部分がわかったら、それを補うための準備や心づもりをしてから病院へ向かいましょう(^^)/

コミュニケーション不足が不信感につながる

獣医師とのコミュニケーションが苦手だと思う飼い主は多いそうで

その理由には

・獣医師の前で緊張してしまう
・忙しそうだから時間を取らせたくない
・手短に話そうとしてうまく伝わらない
・質問が思い浮かばない
・聞きたい事があるのに言い出せない

などがあるそうです!

似たような悩みを多くの飼い主さんも抱えているんですね( ;∀;)

結局のところ
飼い主側が変に気を遣ってしまうがあまりに、質問したい事も聞けず、わからないことをわからないまま放置してしまうことが不信感につながってしまうのだと思います。

事実、転院を考える飼い主さんの特徴として

・獣医師の言われるがまま治療を続けている
・質問が少ない
・会話のキャッチボールが少ない

が挙げられるそうですよ。

良い獣医師はこちらからの質問に対して真摯に向き合ってくれますし、一方的に治療方針を決めるのではなくいくつかの選択肢を与えてくれます。

獣医師に対して少しでもモヤモヤがあるなら、「コミュニケーションが不足している!」と思って、こちらからもっと歩み寄ってみては?

その上で「合わない」と感じるならその時はその時です。

獣医師も人間なので、時折機嫌の悪いときもあるかもしれませんが(笑)

家族の協力

獣医師はなぜか初回の診察の時から、夫の顔を見て病状の説明をします。

はじめは「夫も真剣に話を聞いてくれてるんだな」と感じてたのですが、夫に確認するとそうでは無かったようです。

もしかすると、他人事のように診察室の隅っこに立つ夫に「あなたも飼い主でしょ」という意味を込めていたのかもしれません(笑)

緊張しすぎて思うように話せない私は、質問したいことを夫とも共有しています。

が、夫も人見知りが激しく、これまで夫の口が開いたことはありません。。。

でも前回の診察時、夫がポロッと話した内容に先生が大爆笑したんです。

一気に雰囲気が明るくなって、先生との距離が近くなったような気がしました。

こうやって少しづつコミュニケーションを重ねることで、もっと自然に何気ない会話だったり質問ができるようになるのかなと感じました。

獣医師とのコミュニケーションの取り方がわからない時は、家族に協力してもらうのも一つの手ですよ♪

【まとめ】獣医師との信頼関係を構築中

信頼できる獣医師に診てもらいからと、自宅から約6㎞離れた動物病院へ通っているのですが

こちらが一方的に抱く「信頼」は、本当の意味での信頼ではないことにようやく気づいた飼い主です。

これって結構重要なことなのに、勘違いしてる人が(私を含め)多いのではないかな?と思い今回の記事に至りました。

信頼関係は双方向性のものであり、飼い主側も獣医師に「信頼」してもらえる立場でなくてはなりません。

些細な事でも相談し、わからない事を質問して、獣医師と同じレベルで患者のことを把握する

「タッグを組んで治療を行う姿勢」でなければ、もしかしたら獣医師からの信頼は得られないのかもしれません。

私自身、少し前まで「先生を信頼しているからお任せします」という気持ちもあったのですが

これって一見問題のない飼い主のように思えるけど、何かあった時に獣医師に不信感を抱きやすい考えだな、と思うようになりました。

糖尿病は慢性疾患なので、良くなったり悪くなったりを繰り返し、その都度獣医師に報告する必要があります。

この時、ただ報告して指示を受け取るだけではなく、自分の考えも話したうえで先生の意見を伺うようなりました。

まだまだ「円滑なコミュニケーション」には程遠いけれど、大好きな獣医師との信頼関係を一生懸命に構築する飼い主なのでした。

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mimu

はじめまして、mimuです。
2013年5月2日に2匹を迎え、はや10年が過ぎました。
猫のこと、その他もろもろの雑記ブログをよろしくお願いします。

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