猫との暮らし

【猫の糖尿病】リブレを外して1ヵ月後、緊急入院しました~入院までの体調の変化②

目に見えない血糖値への不安
ストレスから解放されて少しは良くなるだろうという期待
期待とは裏腹に
少しずつ悪化しているような悪い予感

次の診察までの1ヵ月間は、糖尿病の治療が「どうなっていくのが正解なのか?」がわからず、毎日ひたすらに観察してネットで検索する日々。

調べてばかりでブログの更新もままならず・・・

もう一度リブレを付けて、今のインスリンの量が適正かのチェックをしたいと申し出るつもりでした。

そんな中、突然の不調・・・

診察2日前の異変

6月19日の朝、ふと見るとみぃちゃんの様子が少しいつもとは違いました。

窓辺やキャットタワーへは行かず、床に寝そべったまま動きません。
呼吸は少し荒くて顔も辛そうです。

実はこのような光景は過去に何度も見たことがあって、そんな時は決まって血糖値の数値が下がらず350以上が長時間続いていた時でした。

そのたびに「注射を失敗したのかも・・・」と反省し、確実に打つように気をつけました。(とはいえ、嫌がって動くときもある)

今回も血糖値が高い状態が続いているんだろう、インスリンが効いてきたら下がるかもしれない

と自分に言い聞かせて仕事に出ました。

休憩中、自動給餌器のカメラで家の様子を確認しましたが姿は見えず。家を出る時に置いたごはんはまだ半分以上残っていました。

仕事が終わって急いで家に帰ると、まだ辛そうに横たわり血糖値が下がった様子がありませんでした。

廊下を歩いて洗面所横へ行き寝転んだと思ったら、すぐに戻ってきてまた寝転びます。

お水を入れ替えるといつもならすぐ飲むのに、もう起きあがろうともしませんでした。

すぐに夫に「様子がおかしいから18時で帰ってきてほしい」と連絡。何かあればすぐに病院へ向かえるようにしました。

顔の近くまで水を持って行くとやっと飲んでくれて、ご飯がいつもより残っていたのでマグロの水煮を少しだけあげました。ペロペロと舐めるだけ舐めて、すぐにまた横たわってしまいました。

18時、ごはんとインスリンの時間です。

ごはんの準備をしている間、いつもなら近くで待機するみぃちゃんの姿が見えません。と思ったら、ひょっこり顔を出してくれたので少しホッとしました。

ごはんをあげて、しっかり確認をしてミスのないようインスリンを打ちます。

半分ほど食べてお水を飲むと、すぐにまた横たわり、今度はひときわ大きな呼吸を始めました。

受話器を握りしめて横たわるみぃちゃんを見つめていました。

木曜日で休診だという事に気づき電話していいものかしばらく悩みました。

このまま息が止まってしまったら…考えれば考えるほど怖くなり電話をかけてみることに。

朝から呼吸が荒いこと、ごはんの後さらにひどくなったこと、尿糖はずっと陽性で、ケトン体は陰性なこと、多飲多尿も変わらず。

このまま様子を見てもいいものか、すぐに連れて行くべきか

先生は急患の処置中なのか、2回ほど受話器から離れて誰かと話していました。

「1番怖いのが低血糖だけど、話を聞く限りそうじゃなさそうだし、呼吸の程度がこっちにはわからないから…

インスリンを打ってまだ20分だったら、もう少し様子を見て7時半ごろにまた電話かけてみて~」

と言われ電話を切りました。

ネットで調べると呼吸が荒いのは救急レベルのようなことが書いてあるけど、低血糖じゃなければ大丈夫なのか…

電話を切ったあと、先生の穏やかな声を聴いて少し安心したら、今度は罪悪感に襲われました。

先生忙しいのに迷惑だったろうな・・・

インスリンが効いたような感じがしたので、そのあと電話はせず様子を見ることに。

忙しい時に「少し落ち着いたので様子みます」なんていう報告の電話、必要なのか不要なのか・・・つい考え込んでしまう癖があり、これが正解だったのかは正直わかりません。。。

診察の前日

20日の金曜日はいつも通り窓辺でくつろぐ姿が見られました。

呼吸は気になるけど、昨日よりはまだ元気そう。

ずっと合併症について調べていて、高浸透圧性高血糖症候群という病名を見つけました。

インスリンでのコンロトールがうまく行かず、血糖値が高い状態が続くことで高度な脱水状態になるというものです。

この場合はケトアシドーシスと違ってケトン体の量が少ないそうです。

おしっこの量に比べて水の減りが最近少ないように感じて脱水を疑っていました。

家を出る前にテーブルで横たわるみぃちゃんにお水をあげていきます。

帰宅すると、朝見た光景のまま!テーブルの上に横たわっていました。

そういえば、床といいテーブルといい、寒がりなみぃちゃんにしては珍しいなと思っていたんです。

クーラーの風が心地よく感じるほど、糖尿病は体温まで上げてしまうのでしょうか。

この日は置いて行ったごはんが半分も残っていました。食べる量も少しずつ減ってきているかも…

それなのに、維持どころかどんどん太っていってるような…

前日は6.235kg、この日は測定していません。

尿糖は陽性

夜のインスリン注射のあと、少し元気そうな顔が見られました。

翌日、リブレを外してから1ヵ月ぶりに診察へ連れて行きました。

ところが…検査の最中に呼吸困難に陥りそのまま入院することに。

危うく命を落とすところでした。。。

長くなったので、診察の日の詳細はまた次回に。

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mimu

はじめまして、mimuです。
2013年5月2日に2匹を迎え、はや10年が過ぎました。
猫のこと、その他もろもろの雑記ブログをよろしくお願いします。

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