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猫の多頭飼い「大変なところと良かったところ」

こんにちは、mimuです。

2匹同時に迎え入れて突然始まった多頭飼い生活。可愛い子猫が2匹いるのだからそれはそれは幸せです。でも、もちろん大変なところもたくさんありました。

「飼い猫ちゃんが留守中さみしそうだから」「保護猫ちゃんを受け入れたい」など、多頭飼いを考える飼い主さんは多いと思います。今回は「大変なところと良かったところ」についてまとめてみました。

最後の方に買ってよかったおすすめのケージをご紹介してるので良ければ参考にしてくださいね。

多頭飼いの注意点

まずは「多頭飼いを始める前に知っておきたい注意ポイント」からまとめていきます。

猫同士の相性

猫に限らずペットを飼ううえでとても重要なのが「ペット同士の相性」です。
先住猫ちゃんがいる場合は特に注意したいポイント。

猫の月齢が若ければ若いほど、新しい猫と良い関係を築けると言われています。
これから猫を飼い始めるかたは、途中から2匹目を迎え入れるのではなく、最初から2匹同時に迎え入れることをおすすめします。

きょうだい猫だとこんなに仲良し!

途中から迎え入れる場合、保護猫の里親制度だと「トライアル期間」があるみたいです。(※ないところもあります)

いろいろと条件はありますが、猫の相性は実際に対面させてみないとわからないのでこういった制度を利用すると安心かもしれません。

NGだと言われている組み合わせ

  • オス同士
  • 老猫と子猫


オスは(外猫の場合)生後6か月ぐらいになると母猫から離れ独り立ちをします。縄張り意識が強いためオス同士だとケンカが起きやすく、基本的にはNGな組み合わせと言われています。

むぅ
むぅ

男の子はボクだけでいいニャ

先住猫ちゃんが老猫の場合も要注意です。
パワフルな子猫は老猫ちゃんのストレスになりがちなので体調を崩す恐れがあります。

メスの場合子猫を受け入れてくれる老猫ちゃんも多いようですが、これも相性によるので何とも言えないところですね。
「老猫×子猫」できるだけ避けたい組み合わせだと言われています。

お部屋の数・広さ

我が家はマンション暮らしです。
留守中の2匹の生活スペースはリビング・ダイニング(+キッチン)ですが、成猫になるとこれだと十分な広さだとは言えません。

誰かが家にいる場合はドアを開放して玄関や寝室など行き来できるようにしました。

みぃ
みぃ

走り回ってストレス発散してるニャ!

最適な猫の頭数

自由に行き来できるお部屋ー1=飼育頭数の上限

多頭飼いの大変なところ

猫のお世話は犬と比べて簡単なイメージです。お散歩も必要なければお風呂の回数も少なくてOK。何が大変なの?と思われるかもしれませんね。

ここからは、実際に2匹を育てるうえで「ここが大変だった」と思うところをまとめていきます。多頭飼いを検討されている方はぜひ参考にしてください。

「お世話が2倍」それだけで大変

3時間おきのミルクから始まった2匹のお世話。片方にあげている間もう片方は泣き叫んでいます。

1匹のミルクが終わると2匹目のミルク、哺乳瓶を洗い終わって湯たんぽを交換し、1時間以上かけてお世話が完了したと思ったら2時間後に起きてまたミルクから始まります。

昼間パートに出ていたから寝不足で辛かった・・・

それでも子猫の間はほとんどの時間を寝て過ごすので、一緒にお昼寝したりしてなんとか体調を整えていました。

2匹が上手にミルクを飲めるようになると、こんな技を覚えてミルク時間の短縮に成功!

トイレのタイミングも違うので、それぞれのおしっこやウンチのタイミングで掃除することになりますよね。

うんちで汚れた猫たちをお風呂に・・・

最近では洗面所でお湯をためだすと2匹は警戒してテーブルの下に隠れます(笑)

「やんちゃな猫が2匹」それだけで大変

2匹の成長とともに活動範囲が広がって、カーテンによじ登ったり食器棚の上に登ったりしてとにかく毎日大騒ぎ。お昼寝したくてもそれどころではありません。

みぃちゃんはとにかく夜中に鳴く子でした。
ナオーンナオーンと鳴く声は発情期のようにも感じましたが、避妊手術をしたあとも変わらず夜中に鳴き叫びました。

とにかく夜に寝れないのが一番つらかった

むぅちゃんは朝方までぐっすり寝る子だったので、多頭飼いの大変さというより猫の性格によるのかもしれませんね。

とうとう家族に泣きついて、mimuは子供部屋で寝ることにしました。
睡眠不足は精神崩壊につながります。無理せず家族にSOSを出しましょう。

10歳を迎えた2匹ですが、取っ組み合いのケンカは毎日ですし、追いかけまわって大変な騒ぎになることもしょっちゅうですよ(笑)

「費用が2倍」それだけで大変

これに関しては飼うときにわかっていることなので、本当はそこまで大変だとも思っていませんが。
ワクチン代、去勢手術費用、避妊手術費用、毎日のごはん代、猫砂などのお世話にかかる費用などなど、もちろんですが2匹いると単純に2倍の計算です。

爪とぎもトイレやベッドなども一つでは足りませんね。狭いおうちですが猫用品に場所を取られてさらに狭くなりました(笑)

多頭飼いの良かったところ

言わずもがな、可愛い猫が2匹いるのだから幸せも2倍!それ以上かも!?

「可愛さが2倍」幸せはそれ以上!

こんなにかわいい2匹を見たら、手放せなくなるに決まってます!
むぅちゃんは子猫の頃から顔が整っていて本当に愛くるしかったですし、みぃちゃんは成長とともにどんどん美人になっていきました♡

「癒され度も2倍」疲れが吹き飛ぶとはこのこと!

2匹がピッタリとくっ付いて寝る姿は、これ以上ないぐらいのご褒美です♡

大きくなった今も、寒くなるとくっ付いて寝ることが多いです♡

お世話は大変なことも多いけど、それ以上に癒される2匹の存在。
今となっては2匹いて良かったな~と感じています。

多頭飼いにおすすめのケージ

猫たちはとにかく「秘密基地」みたいなところが大好きです。
音や光を遮られるような静かな場所や、囲われたスペースに安心感を抱くようです。

2匹を引き取ってすぐに3段のケージを購入。共働きなので留守中は2匹をこのケージの中に入れて外出していました。

子猫の間は一番上に登ることができなかったので、下段に箱を置いて静かに寝られるようにしていました。
成長して3段目まで登れるようになると箱を3段目に移しました。お客さんが来たときや、ゆっくり眠りたいときなんかはよくこの箱の中で寝ていましたよ。

ハンモックを手作りすると取り合いになったので、真ん中に2つ並べて設置しました。包まれている気分になるのか、2匹ともハンモックが大好きでした。10年前はハンモック付きのケージなんて売っていなかったような?

木製のフレームがナチュラルな雰囲気で、インテリア好きの方におすすめのケージです。ハンモックが1つ付いています。
生活空間に溶け込んで圧迫感を感じさせません。

白くて清潔感があってしかもキャスター付き、お掃除が楽々です。
3段ケージのデメリットは掃除のしにくさなので、手軽に掃除できる方がいい!という方にはこちらがおすすめ。
キャスターにはもちろんストッパーもついていますよ。

まとめ

2匹いると大変さも2倍ですが幸せは2倍以上に膨れ上がります。結局のところ子供と同じですよね。

ひとりっ子はひとりっ子の良さがあるし、兄弟がいる良さもある。またそれぞれに大変な部分もあったりして一概に「どちらがいい」とは言えないものです。

2匹目を迎え入れてから後悔しても遅いので、多頭飼いの大変なところを理解したうえでお迎えしていただけたらと思います(^^)/

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