こんにちは、mimuです。
猫のお世話の中で大変だと感じるものトップ3に「爪切り」が入ると思うのですが、猫飼いの皆様いかがでしょうか?
ほんの数年前までは抱っこして爪を切っていたのですが、突然むぅちゃんが暴れるようになり・・・今では夫婦2人がかりで切っています。
みぃちゃんはまだギリギリ抱っこできています(;^_^A
どうして嫌がるようになってしまったのか?
その原因を調べてみると、加齢と爪が大きく関係していました。
猫飼いさんなら知っておきたい「老猫(シニア猫)の爪切り」についてまとめていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
加齢と共に肥大化する猫の爪
突然爪切りを嫌がるようになった原因は「爪の肥大化」にあるようです。
上記の図のように、猫の爪は玉ねぎのような構造になっています。
成長した外側の爪は硬く割れやすくなり、爪切りや爪とぎによって剥がれ落ちることで常に新しく生まれ変わっています。
せっかく爪を切ってもすぐに先端が尖ってしまうのはこのアップデートによるものです。
ところが、加齢とともにこのアップデートがうまくいかなくなるというのです。
猫は歳をとるにつれ運動量が少なくなり、一日の大半を寝て過ごすようになります。
爪とぎの回数が減ったり、運動量が低下することで、本来剥がれ落ちるはずの古い爪が残ったままとなり、これが肥大化の原因となるそうです。
むぅちゃんの場合は7歳ぐらいから肥大化していたように思います。
個体差があるので一概には言えませんが、寝る時間が増えたな~と感じたら、時々爪をチェックしてみてください。
【肥大化した爪】切るときの注意点
肥大化した爪は白く濁っていて、透き通って見えるはずの血管がハッキリ見えなくなっています。
爪を切るときは先端の尖った部分だけを少し切り落とす感じで、あまり切りすぎないようにしましょう。
切ることで古い爪が剥がれ落ちたり、猫自身がグルーミングで剥す場合もあります。
肥大化した爪は少し硬いので、切るときに「バキッ」という大きな音をたてるのですが、この音と衝撃に猫はびっくりするそうです。
一度この経験をしたら次から嫌がるのも当然のような気もしますね・・・。
むぅちゃんもトラウマになってるんだ(>_<)
爪をこまめにチェック
一般的に猫の爪切りは1か月に1回程度が目安だと言われていますが、運動量が少なくなってきたなと感じたら、2週間に1回はチェックしてあげましょう。
こまめに爪切りをすることで肥大化を防げますし、先端の尖った部分だけを切り落とすのでササッと手早く終わらせることができます。
【切れ味と使いやすさが重要】老猫向けのおすすめ爪切り
ペット用の爪切りには大きく分けて3つのタイプがあります。
硬くなった爪を切る時に一番重要なのは「切れ味」ですが、できるだけ素早く終わらせるためには「飼い主が使いやすいもの」を選ぶことも重要です。
それぞれのタイプでおすすめ商品をご紹介していきます。
ハサミタイプの爪切り
ハサミタイプなら「よく切れる!」と評判の猫壱の爪切りがおすすめ。
一般的にハサミタイプは「硬い爪を切るのには適していない」と言われますが、子猫の頃からずっとハサミで切ってきたから他の爪切りは使いづらそう・・・と思う方は、長年使ってきたハサミを切れ味のいいものに交換してみてください。
肥大化する前にこまめにきればいいだけなので、老猫にハサミは✖ということでもないと思いますよ。
ギロチンタイプの爪切り
ギロチンタイプは多くの獣医師さん・トリマーさんが使っていて、刃の力が爪へ均一に伝わるため負担なく切れるそうです。
硬い爪も比較的少ない力で切ることができ、切れ味も抜群なのでまさに老猫向きと言えるでしょう。
穴の中に爪の先端を差し込んでギロチンのように切り落とすため、慣れるまでは使いこなすのが大変かもしれません。
ニッパータイプの爪切り
ニッパータイプはハサミとギロチンの良いとこどりをしたような作りになっています。
先端にライトが付いたものもあるので、血管まで切りそうでいつも不安だという方はこういうのを選ぶと使いやすいですね。
まとめ
もし肥大化した爪を発見したら、切れ味のいい爪切りで先端部分だけを切るようにしてくださいね。
長年つかってきた爪切りを買い替えよう!
いやなものはいやニャ!